
精神保健福祉士の仕事・資格
精神障害者が社会復帰するための手助けをする
仕事内容
精神保健福祉士は、これまで精神科ソーシャルワーカーとして、精神病院や精神障害者社会復帰施設に勤務していた人たちの国家資格として平成9年に成立した。
わが国の精神障害者は諸外国に比べ長期入院や社会の偏見を避けるために入院を余儀なくされているなど、精神障害者の社会復帰をすすめるうえでの課題が山積している。
精神保健福祉士は、精神障害者が社会復帰するために必要な相談、助言、日常生活への適応訓練を行う。
具体的には、
各種給付制度や税の減免制度、社会復帰施設の案内、退院先の相談。
家族との連絡、家庭環境改善への助言、再就労への援助。退院にむけての金銭管理や規則正しい生活などの日常生活訓練。
その他家庭や職場の受け入れ体制の確認、様々な手続きの作成援助等がある。
このように精神障害者の社会復帰には診療行為だけでは解決しない課題が多い。
資格
精神保健福祉士資格
主な受験資格は、
- 保健福祉系の4年制大学で指定科目を修め卒業、
- 福祉系の4年制大学で基礎科目を修め、短期養成施設(6ヶ月)修了、
- 一般の4年制大学卒業後、一般養成施設(1年)修了、
- 2年制の一般の短大卒業後、2年の実務経験の後、一般養成施設(1年)を修了、
- 社会福祉士資格取得後、短期養成施設(6ヶ月)修了、
- その他、
短期養成施設は全国に12ヶ所、一般養成施設は38ヶ所。
試験は年1回。
採用と将来性
就職先は精神病院、精神科や心療内科クリニック、保健所、市町村保健センター、精神保健福祉センター、精神障害者生活訓練施設、精神障害者福祉ホーム、精神障害者授産施設、精神障害者福祉工場など。
精神保健分野では専門の業務内容が確立している職種。
この業務に就きたい人は、社会福祉士国家資格とあわせて取得するとなお良い。
平成14年に国で障害者基本計画が策定され、新たなサービス目標が示された。
今後、一層の人的確保が求められている。
問合せ
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