
ステノキャプショナーの仕事・資格
仕事
耳の不自由な人は、難聴者・失聴者のほか、高齢で聞こえにくい人も含めると、日本全国に約600万人いるといわれている。
聴覚障害者に言葉を伝えるのに、これまでは手話や口話といった手法がとられていたが、実際聴覚障害者で手話を理解している人は、その5〜10%に過ぎないという。
そこでいま望まれているのがテレビの字幕放送の実現だ。
そして、これに向け、今後期待されているのが「ステノキャプショナー」である。
ステノキャプショナーとは、聴覚障害者向けのテレビに字幕を入力したり、講演での発言を高速入力し、瞬時に大画面に字幕をつけたりする仕事。
音声を聞きながら瞬時にワープロで文字を入力する、通訳兼速記者と考えるとわかりやすいかもしれない。
とにかく速く文字を入力しなければならないので、普通のワープロキーではなく、1分間で300字以上の高速入力が可能な特別の入力キーボードを使う。
プロとしてきちんと仕事をするには、やはリ1分間に300字以上打てることが求められるが、それが可能な人材は現在日本に10名ほどしかいない。
多チャンネル時代になり、専門性を持ったステノキャプショナーの養成が求められている。
資格
スピードワープロ技能検定試験
棟定級(5〜1級)と準検定級(C〜A級)がある。
ステノキャプショナーとして仕事をしていく場合、検定2級は取得しておきたい。
年4回実施。
将来性
筑波技術短期大学と�鰍mTTテレコムエンジニアリング東京、スピードワープロ研究所が、遠隔地からでも字幕入力操作ができる「リアルタイム字幕通信システム」を開発し、1998年度よりリアルタイム字幕通信サービスを始めている。
聴覚障害者や難聴者だけでなく、耳の遠くなった高齢者のために、今後テレビや講演会などでステノキャプショナーの需要は高まると思われる。
ただ職業としてやっている人は10人にもみたず、優秀なステノキャブショナーの養成が急務となっている。
問合せ
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